北海道縦断コース
チャリダーの聖地宗谷岬から、太平洋に面する苫小牧まで縦断するコースです。
他のコースと比べると峠は少なく、全体的に平坦だと思います。
【更新情報】
0日目の報告まで書きました。6日目まで書くのはもう少し時間がかかりそうです。(2015/09/09)
日程
8/16~8/22
参加者
Harada(企画) mori yuki utchie Torazi nojiri
行程
8/15のうちに稚内入りしてください。稚内までの交通手段は連絡した通りです。
- 前泊:
みどり湯素泊まり1000円
→稚内モシリパYHに変更しました 素泊まり3402円(YH会員) 4050円(一般) 洗濯機・乾燥機あり(有料)【報告】
13時15分発のANA便に搭乗したHarada、uchie、Torajiは、15時過ぎに稚内空港に到着。到着口で、民族衣装を着たロシア人たちが演奏をしながら迎えてくれた。
空港を出ると、稚内のあまりの涼しさに日本最北端の地へ来たことを実感。その後モシリパYHにチェックインして電車組の到着を待った。
18時過ぎに残り2人も無事稚内駅に到着し、合流。みんなお腹が空いていたので早速ボリューム感のある夕食を、ということでツーリングマップルに載ってる「ボリューム亭」に行ったが、なんと定休日だった。
宿に戻ってオーナーの方におすすめの店を聞き、宿のすぐそばの定食屋に向かった。お客さんは皆常連さんな感じのする素朴な店だったが、オーナーイチ押しのカツ丼はなかなかの量でおいしかった。
また宿の近くの公園で盆踊りをしていたようで、音楽や賑やかな声が自分たちの部屋まで聞こえてきた。地元の人々の暮らしぶりにちょっぴり触れつつ、スローな自転車旅の良さを早くも感じた。
宿はオーナーのユーモアセンスが至る所に散りばめられており、またとても綺麗で良いところであった。
0日目(8/16) 稚内~宗谷岬~稚内
ルートラボ 68.7km 91m up 前ランとして宗谷岬まで行きます。
- 宗谷岬
チャリダー、ライダーの聖地となっている本土最北端の場所です。晴れていれば水平線の彼方にサハリンが見えるかもしれません。 - 宗谷岬ウィンドファーム
「風のまち」稚内が誇る57基もの風車群です。丘の上でいくつもの風車が回転している様子はきっと壮観でしょう。 - 宗谷丘陵
北海道遺産に指定されている氷河時代に形作られたなだらかな丘陵地です。
白い貝殻の道があるので、ダートになりますが少し見てみましょう。 - 稚内港北防波堤ドーム
強風と高波を防ぐために造られた全長427mの半アーチ状ドームです。 - 宿泊:
稚内モシリパYHYH会員素泊まり3402円
→ライダーハウス 漁師の店に変更しました 2食付(海の幸!) 2500円 洗濯機・乾燥機なし【報告】
朝食は前日にセコマで買ったもので済ませ、8時半に出発。荷物は宿のオーナーのご厚意で夕方まで預かってもらえることになった。稚内の街を抜け、原野が広がる道を快調に進む。日本最北端のコンビニ(やはりセコマである)で休憩を挟んで、日光が反射してきらめく海岸線をしばらく走ると、日本最北端の碑が見えてきた。宗谷岬は、最果ての地となっているだけあって、ツアー客やチャリダー、ライダーでごった返していた。~列に並んで、早速記念撮影。
昼食は、宗谷岬そばの間宮堂に行くことに。店の前で写真を撮りつつ、30分ほど待って入店した。この店の名物はほたてラーメン。ほたてのスープがとても美味しかった。
午後は宗谷丘陵観光。宗谷岬から南に下ると、氷河地形であるらしい起伏の多い台地が広がっていた。草原の上に黒牛が放牧され、遠くに風車が並ぶ光景は、とてつもなく壮大であった。また貝殻を並べた白い道も所々にあったが、白と緑のコントラストは、只々美しかった。これは良い写真が撮れる!と確信したHaradaは、他の4人が走る姿を道端でパシャリ。
稚内の街に再び戻ると、全員で北防波堤ドームへ。ここでキャンプをしている人もちらほらといた。
ノシャップ岬までの距離はわずか3kmほど。17時過ぎにはこの日の宿である漁師の家に到着した。夕食のウニ丼は新鮮で、ウニが実は苦手だったTorajiもおいしく食べていた。2階のライハには今までに訪れた旅人の寄せ書きがびっしり。宿の主人が一生懸命旅人に応え、この宿を守ってきたことが伝わってきた。布団、朝食も付いて1泊2500円は安すぎはしませんか…?
お風呂は日本最北端の温泉である「童夢」へ。100円で入湯証明書が貰えるので、迷わずゲットした。
1日目(8/17) 稚内~サロベツ原野~天塩
ルートラボ 91.4km 82m up←短くなりました
- ノシャップ岬
アイヌ語で「岬が顎のように突き出したところ」、「波の砕ける場所」という2つの意味があると伝えられています。 - 漁師の店
ノシャップ岬そばにある海鮮丼の店です。1階が食堂、2階がライハになっています。美味しくてリーズナブルな店らしいです。この店で16日の夕食と17日の朝食をとります。 - 道道106号線
海岸線沿いに伸びる道です。利尻島、礼文島が間近に見えます! - サロベツ原野
水平線までつづく広大な高層湿原です。ビジターセンターでは、沼地や湿原を一望することが出来ます。宿泊:鏡沼海浜公園バンガロー貸バンガロー1棟3800円 洗濯機・乾燥機あり(有料)
- 6人用を5人で使います。1人当たり760円です。貸シュラフ、貸スリーピングマットがあり各300円です。
- 近くには「てしお温泉夕映」という天然温泉もあります。
2日目(8/18) 天塩~羽幌~留萌
ルートラボ 113.4km 521m up
この合宿中一番距離が長いです。オロロンラインをひたすら南下しますが、バラエティに富んだ景色を見られると思います。
- オロロンライン
西に日本海、東に丘陵を望む美しい道。道の駅が数多く整備されています。 - 道の駅富士見
- 道の駅☆ロマン街道しょさんべつ
- 道の駅Wとままえ
- 道の駅おびら鰊番屋
宿泊:みつばちハウス留萌 素泊まり無料 洗濯機あり(有料)
- 地元の企業やボランティアによって運営されている宿泊施設です。
3日目(8/19) 留萌~旭川
ルートラボ 93km 348m up
留萌から内陸に入り、旭山動物園を目指します。
- 旭川ラーメン
昼過ぎには旭川に着けると思うので、是非食べましょう。 - 旭山動物園
ご存知日本最北端の動物園です。ホッキョクグマやアザラシ、ペンギンといった寒い地域に住む動物が多いのが特色です。宿泊:P-DASH GARDEN素泊まり2315円 洗濯機・乾燥機あり(有料)
4日目(8/20) 旭川~美瑛~富良野
ルートラボ 68.2km 582m up
美瑛、富良野をたっぷり観光したいと思います。
美瑛
- 就実の丘
旭川市街や、大雪山連峰、十勝岳連邦を一望できます。途中の道もアップダウンが多く、ジェットコースターさながらの気分が味わえるとか。 - 北西の丘展望公園
美瑛のまるで布を継ぎ合わせたような日本離れした景色を楽しめます。 - 四季彩の丘
15haもの花畑が広がる、美瑛の有名観光スポットのひとつです。 - 青い池
十勝連峰の雪解け水によって出来た青く澄んだ神秘的な池。一大観光地になっています。時間の都合上ちょっと訪れるのは厳しいです。富良野 - ファーム富田
ラベンダーのベストシーズンではないですが、8月中旬も様々な花が咲いているようです。宿泊:ログ由縁ゲストハウス(ファミリールーム5人用)素泊まり1800円 洗濯機・乾燥機あり(無料)
5日目(8/21) 富良野~桂沢湖~岩見沢
ルートラボ 81.5km 795m up
少し富良野観光をした後、山を越えて石狩平野に入ります。
- ふらのチーズ工房
チーズの製造室や熟成庫を見学できます。敷地内の「ミルク工房」でソフトクリームを食べたいですね。 - 三段滝
芦別川沿いに国道を走ると突然現れる滝です。この時期は水量が多く、迫力があります。宿泊:天然温泉 岩見沢 ゆらら素泊まり2700円 洗濯機・乾燥機なし
6日目(8/22) 岩見沢~千歳~苫小牧
ルートラボ 80.5km 117m up
フラットな石狩平野を通り、ゴールの苫小牧を目指します。観光はそこそこに、早めに到着したいと思います。
- ロイズチョコレートワールド
新千歳空港内にあるチョコレート工場、ミュージアム、ショップが一体となった施設。 - ウトナイ湖
ラムサール条約に登録された湿地。運が良ければ野鳥が飛ぶ姿を見られるかも。宿泊:びじねす旅館新川朝食付約4000円 洗濯機あり(無料)
備考
- 天候や時間によっては、輪行してルートをパスする場合があります。