【春合宿2017】宮崎てげてげコース

“【前ラン】宮崎てげてげ前哨戦 ” についても報告します。

どんなコース?

てげてげ…宮崎弁で「ちょうどいい」

山と海、自然遺産と文化遺産、全部てげてげ巡りたい!ということで、宮崎県(と鹿児島県と大分県)を舞台に、てげてげするコースです。Let’s てげてげ!

 

参加者

Ishihama (3/5~)   ふるかわ (3/6~)   Kimura shunsuke (3/2~)   Doya(企画者) (3/2~)

 

活動報告

【前ラン】宮崎てげてげ前哨戦

1日目 3/2(木) 25km 602m up 鹿児島空港~霧島温泉郷 ルート

羽田→鹿児島空港はスカイマーク301便で移動。初めての飛行機輪行で心配でしたが、空港の受付で「自転車です」と伝えると、丁寧に扱ってもらえました。スカイマークはLCCでありながら追加料金なく輪行できるのでオススメですよ。

2時間弱で鹿児島空港に降り立ち、自転車の輪行状態を解除。国道504号、県道56号と進み、国道223号へ。観光道路として整備されており、国道1号の箱根周辺に似た雰囲気で、上り坂が続きながらも楽しく漕ぐことができました。20kmほど進めば霧島温泉郷に到着。温泉らしく、雨水溝の金網からは湯気が湧いていました。宿に着いた後も時間があったので、女将さんの勧めで近くに流れる「丸井滝」を見物。霧島連山が噴火して流れた溶岩が固まってできた柱状節理がはっきりと見られました。

2日目 3/3(金) 53km 1014m up 霧島温泉郷~えびの高原~都城 ルート

ツーリングの超有名スポット、霧島・えびの高原! 春合宿のハイライトです。

まずは県道1号でガツガツヒルクライムします。途中、傾斜10%超えているであろう激坂に苦しみながら頑張れば、1時間強で標高1200mまで到達します。ここからほぼ平坦な高原道路を30分ほど進めば、宮崎県のカントリーサインと同時にえびの高原に到着です。えびの高原は霧島連山に囲まれた小さな盆地のようになっており、霧島ジオパークについて紹介された「えびのエコミュージアムセンター」(地球学類生は必見)や、お土産屋さんが建っているなど、観光施設が整っています。それらをまわった後、小林市方面に降りる道《えびのスカイライン》でダウンヒルしました。霧島連山は現在も火山活動が続く活火山であり、序盤は火山ガスにより植生が失われた地帯を走ります。一部にはなんと高濃度硫化水素検出のため駐停車・徒歩禁止規制がかかっており、自転車丸腰野郎は大丈夫なのか?とドキドキしながら走りました。別になんともなかったですけどね笑。

爽快にダウンヒルした後は、麓をのどかな農道《みやまきりしまロード》で半周。右手に霧島連山を望みながらカルデラ湖の御池まで走りました。

この日は都城市高崎町内で宿泊。温泉施設に併設している宿だったので、ヒルクライムでたまった疲れを気持ちよく癒せました。

3日目 3/4(土) 76km 681m up 都城~日南 ルート

20kmほど走ると都城市内に突入。意外と都会でした。さすが宮崎県第二の都市。昼食をどこで食べるか全くリサーチしていなかったので、偶然ルート沿いにあったイオンモールのフードコートで済ましてしまいました。旅の風情はどこへやら。

午後は国道222号(飫肥街道)で日南市街を目指します。この道、特に絶景がみられるわけではないんですが、なぜか走っていて楽しい道でした。アップダウンがちょうど良い間隔で、ちょうど良い勾配で続くのが良かったのかもしれません。こういう道を全国で探していきたいですね。

飫肥街道を楽しんでいるうちに日南市街に到着。びっくりしたのは、街中が広島カープ一色だったことです。当日の午前中までカープのキャンプが開かれていたそうで、街ぐるみでカープ優勝をお祝いしていました。

【本ラン】宮崎てげてげコース

1日目 3/5(日) 38km+α 535?m up 日南~宮崎 ルート

まずは飫肥城跡を散策。日南市は江戸時代、飫肥藩の城下町として栄えた街でした。飫肥名物の玉子焼きを食べてみました。普通の玉子焼きとは違い、寒天のような見た目で、甘くないプリンのような上品な味でした。

ここから春合宿本ランのハイライト、日南海岸を走る!…はずでしたが、ここに来てまさかの雨。レインコートを着て憂鬱になりながら日南海岸沿いを通る国道220号<日南フェニックスロード>を走りました。晴れたら最高だろうなあと思いながら、鵜戸神宮に到着。海岸の断崖絶壁にあり、本堂は洞穴の中にあります。ここを散策するうちにどんどん雨が強くなってきました。メンバーの士気がダダ下がりだったので、途中寄る予定だった、モアイで有名なサンメッセ日南は諦めました。伊比井駅に到着したら、ここで自走は断念。JR日南線で輪行しました。青島とか行きたかったなあ…。いつかリベンジします。

さらに問題発生。企画者のスマホが故障。電源つかずにずっと振動している謎の状態に。南宮崎駅で降り、駅前のauショップで見てもらったところ、水濡れが原因だと判明。直すのに数日かかるらしく、修理は断念。企画者は春合宿全体の統括もしており、他の班の報告も受ける必要があるのに、連絡が取れなくなってしまいました。ご迷惑おかけしました。

夜は宮崎市内のユースホステルに宿泊。2食付きで申し込んだはずなのに、なんと手違いで用意されていませんでした。急遽近くのステーキガストで夕食。またもや旅の風情が薄れました。うまかったけど。

2日目 3/6(月) 90km 532m up 宮崎~日向 ルート

朝食は、宿の人がミスのお詫びとして無料で提供していただきました。ありがとうございました。

昨日から降っていた雨が止むのを待ち、10時頃に遅れて出発。宿の斜向かいにある宮崎県庁前で自転車のメンテナンスをした後、日向灘海岸沿いを通る一ッ葉有料道路を走りました。料金所にある募金箱みたいな入れ物に10円納めて走ります。南国感ムンムンの道でした。住吉ICで降りてからは西都原・一ッ葉自転車道を走ります。海岸の砂浜の横を走るため、自転車の車体が砂まみれになってしまいました。

一ッ瀬川に当たってからは国道10号や県道302号線を通って日向灘沿いを北上します。今日の目的は「日向岬の展望台から夕焼けが見る」ことだったんですが、遅れて出発したせいで、日向岬に着く頃には日が落ちかけていました。急がないと、と思ったメンバーに立ちはだかったのは、岬特有の急勾配のアップダウン。なんとか夕日に間に合おうと頑張りました。結果超ギリギリで、クルスの海展望台から夕焼けを眺めることができました。メンバー全員感動の嵐でした!

その後、せっかくなので岬の先端である馬ケ背まで行きました。真っ暗な中、海のさざなみを聞くのは不思議な感覚でした。

3日目 3/7(火) 74km 980m up 日向~高千穂 ルート

昨晩泊まった宿「民宿 山の茶屋」のブログに、僕たちのことを載せてくれました。記事のリンク

3日目はものすごい向かい風の中、五ヶ瀬川沿いを高千穂町まで登ります。ちょうどいい傾斜が続き、すいすい登ることができました。川沿いには、2005年に廃線になった高千穂鉄道の名残で、線路が撤去された駅のホームが残っており、休憩場所として利用しました。当時のまま駅名標や時刻表が残っていて、当時の情景をしのぶことができました。

残り15kmほどのところまで進むと、道が通行止めになっていました。昨年の熊本地震により土砂崩れが起きた影響だそうです。宮崎県内まで被害が出ている現状を知り、改めて地震の規模の大きさを実感しました。

川の対岸の道を通って迂回します。途中、コンクリート橋としては日本一の長さ・高さを誇る、天翔大橋を渡りました。そこからは国道218号のバイパスを進み、今晩泊まる「高千穂ユースホステル」に到着。ここのおばさんがとても親切な方で、なんと高千穂の街を自家用車で案内してくれました。パワースポットとして有名な高千穂峡では自然の息吹を感じ、高千穂神社での夜神楽見物ではイザナギとイザナミが事をおっぱじめ(アイキャッチ画像で踊ってるのがイザナミさんですね)、夕食で寄った居酒屋で頼んだ料理の代金より明らかに安いお会計にしてもらい、高千穂温泉で溜まった疲労を解きほぐす、という実に素晴らしい夜を過ごしました。

4日目 3/8(水) 77km 1381m up 高千穂~豊後大野 ルート

ユースホステルで朝食を頼んだら、500円とは思えない量とクオリティの料理が提供されました。このユースホステルは当たりです。

今日は宮崎・大分県境越えのため本格的なひるくらい日です。県道7号で標高約1000mまで登ります。毎年5月に開催されるイベント「ヒルクライム高千穂天岩戸大会」と同じルートを走ります。登るにつれてどんどん道幅が細くなりますが、きれいに整備されており、走りやすい道でした。序盤にこれまたパワースポットで知られる天安河原に参拝し、神秘的パワーを自身の体内に充填しました。中盤には、工事のおっちゃんから「常光寺の滝で給水するといい」と教えてもらい、ボトルに清流を詰め込みました。そんなこんなで登りきると、県境にまたがる尾平トンネルに到着。長かった宮崎県に別れを告げ、大分県に突入しました。

さらに県道7号を北上します。ここからがかなり辛かったです。景観は悪いし、アップダウンを何回も繰り返します。まだ着かないのか?と思いながら約30km漕ぎきると、原尻の滝に到着です。東洋のナイアガラと呼ばれ、大量の流れ落ちる水が大きな音を立てています。滝つぼのすぐそばまで近寄ることができ、間近で自然の雄大さを体感しました。

ここから国道502号を東へ進みます。15kmほど進んで、豊後大野市三重町で宿泊しました。

5日目 3/9(木) 69km 759m up 豊後大野~佐賀関→佐田岬 ルート

国道502号を臼杵市方面へ進みます。途中、国宝である臼杵石仏を拝観しました。平安・鎌倉時代に石壁に掘られた仏様が今に残り、意味ありげな表情を浮かべていました。願い事を書いて提出する用の紙が用意されていたので、メンバー全員それぞれの希望を記入しました。もちろん僕は「彼女ができますように」と書きましたが、結局それから何の音沙汰もありません。悲しいかな。

臼杵市中心部に到着し、臼杵港で昼ごはんの海鮮丼を食した後は、豊後水道を右手に国道217号を佐賀関まで北上します。佐賀関港で「国道九四フェリー」に乗船。船内で偶然、九州北部を走ってきた「晴れ男コース班」と合流し、一緒にゴール地の四国に上陸しました。

あとは、佐田岬中央部を貫く国道197号「佐田岬メロディーライン」を走ればゴール!…なはずでしたが、ここで岬特有の地形である、激しいアップダウンに苦しめられます。普段はスイスイヒルクライムする豪脚の先輩方も怒りを露わにしていました。岬に宿を取ってはいけないことを学びました。

そんなこんなで合宿の最終宿「瀬戸アグリトピア」に到着しました。夕食は近隣の海鮮レストラン「まりーな亭」に注文し、宿まで配達してもらいました。さらに合宿の思い出話を肴に、夜まで宴が盛り上がりました。

【最後に】

ここまで一切写真を載せずに来てしまいました。理由は、やり方がよくわかんないのと、面倒くさいからです。
でもそれだと殺風景なので、合宿中に食べた宮崎名物チキン南蛮の写真を載せときます。
ちなみに合計4回もチキン南蛮を食べました。さすが本場、全部めちゃめちゃうまかった。関東のとは訳が違う。

↑国道220号沿い、伊比井駅近くにある「シャンシャン茶屋」のえび南蛮。うますぎて感動した。店内もオシャレ。

 

↑宮崎県高鍋町にある「おおさかや」のチキン南蛮。超ビッグサイズ。ツーリングマップルにも載ってる有名店。

↑日向駅前の民宿「山の茶屋」のチキン南蛮。夕食にサービスで作って頂いた。揚げる前に卵でコーティングするとおいしいそうです。(たしか)

↑高千穂町の居酒屋「けんちゃん」のチキン南蛮。ユースホステルのおばさんのオススメ店。明日は宮崎県を出てしまうので、チキン南蛮ともお別れか~とか思いながら食べた。